玄制流 鍛錬形 【三才】 がWKF ニュールール(2018年1月1日施行)において、オフィシャル形リストに正式に登録されました。
これにより、玄制流で最高位の形として位置づけられている【三才】が、日本国内はもとより、WKFの大会において打てることになります。
我々、玄制流を修行するものにとって今回の決定は、とてつもなく大きな一歩です。
空手発祥の地・沖縄に建設された、沖縄空手会館には祝嶺制献先生のお名前がしっかりと記されています。玄制流をあらためて誇りに思うとともに、今回の決定を正式に発表することができ、そして今、世界の玄制流の家族達と喜び合えることをとても嬉しく思っています。
過去同じ流派でもいくつも分かれていますが、今はそういう時代ではありません。
どちらが正しい、正しくないではなく、弊会会員においては、夫々の歴史を尊重し尊敬の念を持って空手道を歩んで頂けることを願います。
世界の玄制流を修行する全ての仲間に、この報告ができて嬉しく思います。
また、少しでも多くの方が興味を持ち、三才を打つきっかけになれば幸いです。
今回の決定において、一つだけ大切なことを皆様にお伝えします。ここに至るまでに、私達の家族 G.K.I.F オーストラリアのマウロ・サジネリ支部長が数年にわたり多大なる貢献を果たしてくれました。G.K.I.Fを代表してマウロ・サジネリ支部長に感謝の意を表します。
【三才】がWKFオフィシャル形リストに登録されました(PDF)
2018年1月1日
国際玄制流空手道連盟 武徳会
会長 土佐 樹誉彦